長らく一人で実績発表の資料を作ったり、一分間CMを作ったりしてきたことでおなじみの江別ブロック副ブロック長の岡村です。
よく似た弟がおります。与沢翼に似てるほうが私で、ブレードランナー2049のKっぽいのが弟です。お間違いないようお願いします。
長らく一人で実績発表の資料を作ってきましたが、そろそろこの作業から開放していただきたく思いますので、私が拙いながらも培ってきたパワポ資料作りのコツを道央全体に広めようと思います。
多少長くなりますが、おつきあいいただけると幸いです。
青年部の実績発表のパワーポイント資料のコツは大まかに言えば三点です。
・15分で90回以上、画面を動かす。
・文字はすべて30pt以上。文章は折り返さない。
・スライドのサイズは16:9のワイドに。
これを守るだけでも、多少はバキっとした画面になりますので、最低限、これだけは踏襲していただければと思います。
青年部の実績発表は全国大会でもそうですけれど、とにかく画面がせわしなく動きます。たぶん長時間の注意を引くのが目的なのもありますが、実のところはそういうのが好きなんだと私は思っています。
なので、スライド数を稼ぐのも大事ですが、スライド内でバッシバシと吹き出しのポップアップを入れていくと動きが確保できて良いです。アニメショーンはなんでもいいので、とにかく画面のどこかで動きがあるようにしていくといいでしょう。トランジションはどうでもいいですが。
また、文字のサイズはすべて30ptにして、文章を決して折り返さないようにしてください。実績発表を見て残念に思うのは、1スライドへの「詰め込み」です。紙に印刷して読ませるのならいいのでしょうが、壇上に投影される29pt以下の文字はほとんど読めません。どうせ読めないならたくさん載せるだけ無駄なので、情報を複数のスライドに分割するようにしていくと良いでしょう。
フォントは、ゴシック体がいいです。明朝体は格式張ってしまうので、発表の雰囲気に合わせましょう。あと、ポップ体はやめましょう。可愛くもないしダサい感じになります。
最後に、一瞬でできる変更ですが、スライドのサイズは16:9のワイドに変更しましょう。設定を変更するだけで、投影したあとの見栄えがだいぶ変わります。
大事なことなので1枚目のスライドに書きました。
画像の二枚目以降は、グラフと、写真の使い方です。
グラフと写真のコツは3点。
・全画面にグラフや写真を表示する。
・グラフの項目は、必要なものを除いて省略する。
・ポップアップは、背景の反対色を使う。
たぶん、大学時代に発表をしたことがある方なんかは項目の省略に抵抗があるかもしれません。グラフが何を意味していて、何の項目なのかを明示するのは、たしかに大事なことなのです。特に学術発表みたいな場では、グラフの「正しさ」が重要になります。
が、青年部の発表では、それほどグラフに対するツッコミがないことが多いので、みやすさ、わかりやすさを重視して、思い切って必要な数字以外を削ってしまいましょう。原稿中で解説すればいいことなので、無駄な表示はないに越したことはないです。
また、グラフや画像にポップアップを使うときには、背景の色とは逆の色を使っていきましょう。単純にわかりやすさのためです。後ろが白いなら黒。黄色いなら青。赤いなら、緑と。とにかく、背景から目立つ色を使って行くといい感じになるかと思います。
だだだっと書きましたが。
この他、原稿からどのようにスライドを起こしたらいいか。原稿の内容はどうしたらいいか。アニメーションの効果的な使い方。などなど、他のひとに引き継ぎたいことがたくさんあります。
こちらの記事が読まれて、好評なようなら、続きを書こうと思います。ご興味ありましたらコメントなりなんなりお願いします。